薄毛と前立腺ガンには関係性があった

とあるタイプの薄毛は、前立腺ガンを発症する可能性が高いそうです。自分の頭髪は大丈夫かチェックしましょう。

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ガンの予兆かも?この薄毛のタイプに注意

とある薄毛のタイプの方は前立腺ガンになりやすい、そんな学説が発表されました。これは、ちょっと簡単には聞き流せない話ですよね。その論文について詳しく見ていきましょう。

「特定の形を描くハゲの人は前立腺ガンになりやすい?

前頭部がハゲ上がり、かつ頭頂部が中度の薄毛タイプは注意

この学説が発表されたのは、アメリカの医学サイト「ジャーナル・オブ・クリニカル・オンコロジー」。発表された論文によると、45歳の時点で前頭部がハゲ上がり、あわせて頭頂部が中度の薄毛である場合、通常よりも39%高い確率で前立腺ガンになるとのこと。

同調査の結果で、薄毛に悩まされていない方はもちろん、他のタイプの薄毛の方は、とくに前立腺ガンのリスクは上昇していません。

そして興味深いのは、同じく前頭部と頭頂部がハゲていながらも、頭頂部が極端にハゲている方や若干の薄毛の方はとくに前立腺ガンの発症率が増加しなかったという点。どうやら「頭頂部は中度の薄毛」というのがポイントのようです。

ソースはアメリカの国立ガン研究所が行なった調査

この学説は、アメリカの国立ガン研究所が行なった調査の一環で、約30,000人の被験者へのアンケート結果を根拠にしています。

アンケートに答えた人の平均年齢は70歳。記憶を頼りに、45歳時点での自分の頭髪の具合を思い出してもらいました。具体的には、5種類の毛髪パターンのイラストを見せ、45歳当時の自分を振り返ってもらい、どれが一番近いかを指してもらうという形式。

さて、今この記事を読んでいる読者の中で45歳以上の方。ちょっと思い出してみてください。45歳当時、薄毛に悩まされていませんでしたか?もしハゲていたら、それはどのような形でしたか?「前頭部がハゲ上がり、かつ頭頂部が中度の薄毛」だったら、少し気を付けたほうがいいかも知れません。

論文の著者の一人は、この結果を見て過剰に反応する必要はないと述べています。これまで通りの検査方法を信頼して大丈夫、との見解です。ただし、前立腺ガンの検査をするかしないかを判断するための、一つの材料にはなるかも知れない、とも提言しています。

逆にふさふさの髪の方でも前立腺がんになることはあるので、薄毛でないからと言って油断するのはNGでしょう。

この学説をどのように考えるべきか?

「検査を受けるべきか」の判断基準程度で大丈夫でしょう

薄毛に悩まされている人にとって、この学説はあまり気持ちの良いものではないでしょう。ただし、論文著者の一人が言っているように、過剰に反応する必要はありません。なぜならこの説は、まだ研究途中とも言えるからです。この学説には、2つの限界があります。

1つ目は、方法が科学的だったとは言い難い点。45歳時点での毛髪の状態を被験者の「記憶」から調査するのは「科学的根拠がある」とは言えません。記憶は曖昧であり主観的なもの。頭頂部という場所も、毎日簡単にチェックできる部位ではないでしょう。

2つ目は、被験者には黒人が多かったという点です。人種の違いによる根本的な遺伝子の違いが、薄毛のパターンや前立腺ガンとして表出している可能性もあります。根本的な遺伝子の違いに着目せずに、薄毛のパターンと前立腺ガンだけを横でつなげてしまうのは、少々乱暴な話かもしれません。

やはりこの論文は、「前立腺ガンの検査を受けるかどうかの基準の1つ」に留めておく程度で良いのではないでしょうか。

毛根三銃士フィナスからのコメント

私は科学的根拠に基づいた研究結果しか信じないのがポリシーですが、この論文は実に興味深い。前頭部がハゲ上がり、かつ頭頂部が中度の薄毛…ふむ、このタイプの方は少し注意が必要かもしれません。と言っても、現行のガン検診を怠らなければ問題ないでしょう。それだけで前立腺ガンの早期発見も可能ですし、早期発見ができれば早期治療も可能です。

前立腺ガンというのは、他のガンに比べて進行の速度は遅い上、生存率も高いのは確かなこと。注意は必要ですが、焦る必要もないといったところでしょうか。

それから私は、この論文は薄毛を真摯に考えるきっかけにもなると思うのです。薄毛の治療を年だからと言って諦めてしまう人は多いです。確かにハゲは病気ではないですし、「死因はAGAです」などという話は聞いたことがありません。

しかし今、AGA治療は進化しています。諦めなければ、ふさふさな髪に戻ることだってできるかもしれないのです。薄毛と病気に関係性があるかもしれないとなれば、AGA対策を考える方も増えるのではないでしょうか。

AGAに悩むみなさん「かもしれない」をきっかけに、脱薄毛メンへと変身してみてへいかがでしょうか。

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